【京都帰省・観光編】洛北・一乗寺周辺 – 都の表鬼門を守る
こんにちは^^
今年は年明けから仕事仕事、、、
忙しさにかまけて正月の記事がなかなか書けず、はや1月も3分の2が過ぎようとしています(汗)
ということで、今日はこちらの記事で書いた昨年末の京都帰省時の話の続き、大晦日12/31の話について書こうと思います。
この日は(この日も?)、お昼から外出^^
相変わらず緻密な計画は立てず、なんとなく一乗寺方面に行こうと車の向きだけ決めて出発しました。
出発後、まずはお昼ご飯の場所決めです。
子連れなので座敷がある和食の店がいい!ということで、以前行ってみてよかった、岡崎にある岡崎茶寮 豆狸に向かってみました。
が、近くまで来たところ、車の中から遠目にも見ても明らかに店内が暗い。。。
休業日です(°▽°)
一応、大晦日だから休みの可能性あるかなと、事前にGoogleで「本日営業」の表示は確認したのですが。年末年始のイレギュラーまでは反映されていなかったようです^^;
お店のHPには載っていたのかもしれませんが、まぁ、車中で行き先を決めているのでそこまで調べてません笑
仕方がないので、車を降りることもなく、とりあえず南禅寺方面へスルー。
さて、ご飯どうする。
南禅寺、、、、、湯豆腐か。。。
ちょっと高いな。。。まぁ、、、いっか。
特に何の記念日でもないから、1年間お疲れ様記念日を制定するか。。。
そんなことを考えているうちに、既に車は南禅寺門前(^^;;
ひとしきり(5秒くらい)葛藤し、湯豆腐に決定\(^^)/
ということで、お昼は南禅寺順正へ行きました。
お昼のピークは過ぎた時間だったので、特に待つことなくお座敷席のある建屋へ。
これまで2度ほど記念日にきたことがありましたが、息子くんを連れてくるのは初めてです。
息子くん、お座敷では、床の間の段差や置いてある飾りが気になりウロウロ。
最初のうちは探りを入れているだけですが、環境を認識し終えると怪獣が出てくるので、
何かを破壊される前に、iPadのアニメ動画で大人しくなってもらいました笑
そして、その隙に大人たちは湯豆腐を!
豆腐は美味しいのはもちろんですが、量もたくさんありとても満たされました。
豆腐以外のお料理も美味しくいただきました。
ちなみに、こちらの味噌田楽は奥さんのお気に入りです。(写真は以前来た際のものですが。。)
食後は敷地内の庭園で少しお散歩。お庭もいい雰囲気です。
さて、、、
前置きがえらい長くなってしまいましたが、ここからようやく一乗寺に向けて出発!
白川通りを北上し、それほど時間かからず到着です。
この一乗寺エリアでは、詩仙堂や曼殊院といったお寺が有名ですが、今回はこれまでに行ったことが無かった金福寺と赤山禅院に行ってみました。
【金福寺】
平安時代の864年創建。
江戸中期に再興され、現在は臨済宗南禅寺派の寺院です。
こちらには、江戸時代に松尾芭蕉が滞在し住職と親交を深めたという芭蕉庵や、後に荒廃していた芭蕉庵を再興した俳人 与謝蕪村のお墓などがあります。
この日は大晦日とあって、本堂内部の拝観はお休み。訪問客もいません。
でも門は開いていましたので、お庭や芭蕉庵を拝見させていただきました。
お庭は皐月の築山と白砂の枯山水。生け垣越しに芭蕉庵の茅葺き屋根が見えます。
そして芭蕉庵からは枯山水の庭園越しに洛北の地が見渡せます。
本堂内が拝観可能な日には、与謝蕪村の遺品や幕末にこちらのお寺で晩年を過ごした村山たか女の遺品が観られるとのこと。
【赤山禅院】
平安時代888年に創建された天台宗の寺院。
平安京の表鬼門(陰陽道で最も悪いとされる北東の方向)を守るために、比叡山延暦寺の別院として建てられました。
本尊は赤山明神。
鬼門を守るということから、現在でも方除けのご利益があるとして信仰を集めています。
なお、拝殿の屋根の上には、金網に閉じ込められた猿の像があります。
猿は悪鬼を払う神聖な動物とされており、鬼門除けの役割を担っているのですが、
かつて夜な夜な逃げ出していたずらをしたため、金網の中に入れられているとのことです^^
この日は観光客も少なく、とても落ち着いた雰囲気でした。(大晦日だからかもしれませんが^^;)
紅葉の季節には参道が紅葉のトンネルのようになるそうです。
また、秋に改めて来てみるのもいいなぁ、と思いました。
さて、2つの寺院にお参りした辺りで徐々に日も落ち始めたので、この日のお寺巡りは終了。
でもまだ帰りません!
いつものごとく、寺院巡りにはカフェ一服がセットということで^^
今回訪れたカフェはこちら、一乗寺中谷さんです^o^
三代にわたって「でっち羊羹」を作り続ける和菓子屋さんですが、和菓子のみならずパフェなどの洋菓子と融合させたスイーツを出しておられます。
今回注文したのはこちらの中谷パフェ!
バニラアイス、抹茶ジェラート、お茶寒天、とうふ羊羹、白玉、スポンジ、豆乳プリン、
そして上には名物のでっち羊羹がのっています!
コーヒーと一緒に美味しくいただきました。
伝統的な和菓子も好きですが、こういった和洋折衷も新しい感覚でいいですね。
帰りは実家の家族へのお土産にでっち羊羹を買って行きました。
京都洛北・一乗寺あたりに行かれる際にはぜひ参考にしてみてください。
それでは^^