【京都帰省・観光編】正伝寺 – 静寂の空間で心を落ちつける

こんにちは^ ^

年末年始は例年のように京都の実家に帰省しました。
帰省初日の29日は着いたのが夜遅かったので、寝るだけで終了笑
ということで、30日から活動開始しました。

といっても、30日も午前中から近所の児童公園で息子くんを遊ばせたり、なんやかんやしているうちに気が付けば午後３時に、、、

夕飯までの隙間時間、がっつり観光に行くほどの時間もないので近場のカフェででもゆっくりしますか、ということで車でちょこっと出かけることにしました。

最初はうちからほど近い嵐山あたりがいいかなーと思って向かったのですが、着いてみると駐車場の料金が昔に比べて格段にあがっている事を知り、夕方なのにまだ人も多かったのでカフェもあまり落ち着けないかなぁと、横目に見ながら通過、、、🚙
（写真は数年前の渡月橋）

観光が盛んになるのはありがたいですが、渡月橋は車道にまで歩行者が溢れているし、橋の真ん中で気にせず車道を横断する輩もいるし。。。車の運転一つとっても、いろいろケアしないといけなくなってきているなぁと感じました。年数回しか帰ってこれないからこそ、変化にも気付きやすいと思うのですが、この１、２年で結構変わった気がします。。。

さて、ということで場所を変更することになり、奥さんのリクエストで北山方面へ！

向かう途中で既に夕方4時近くになっていたのですが「せっかくなのでどこかお寺寄る？」ということで、これまた急遽、寄り道することに^-^
（既にお気づきのことかと思いますが、オフは結構計画を立てずその瞬間の気分に合わせて動く傾向ありです^ ^;お仕事の時はそんなことナイデスヨ笑）

で、どうせ行くなら人が少なくて落ち着ける場所がいいなぁ、ということで（北山通りから少し道はそれるのですが^ ^;）西加茂にある正伝寺へ。
こちらのお寺はこれまで何度か訪れていますが、まさに静寂。
とても落ち着ける場所です。

この日は、到着した時点で駐車場に車は無し。
車を降りて、竹林を見ながら緩やかな上り坂を数分歩くと本堂（方丈）が見えてきます。
先客が１組いらっしゃいましたが、みなさん無言なのでとても静かな空間。

本堂では「獅子の児渡しの庭」と呼ばれる比叡山を借景にした枯山水の庭園を前に、縁側に座してしばしゆっくりとした時を過ごしました。
静寂の中、ただボーっとするのもたまにはいいものです。
ちなみにこのとき、息子くんは悟りを開こうと瞑想中（熟睡）…

なお、こちらの本堂は伏見城の遺構を移したもので、廊下はいわゆる血天井と伝えられています。（こちらの血天井は、関ヶ原の戦いの前哨戦で伏見城が落城した際に自刃された方々の血痕が残る廊下を、寺の天井板にして菩提を弔うものです。同様に伏見城遺構の血天井と伝わるものは、東山の養源院や鷹峰の源光庵、大原の宝泉院などにあります。これらのお寺の紹介はまた別記事で。）

さて、衝動的寄り道で少し時が過ぎてしまいましたが、ようやく当初目的の北山周辺カフェへ！
まずは以前に行ったことがあり雰囲気がよかった、府立植物園の北山門の横にあるIN THE GREENに向かいました。（写真は２年前に行った時のもの）